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しばらく撮っていること。


年末、BEATSギャラリー代表、岡島さんをお願いして撮らせていただいた。 岡島さんの撮る写真がほんとうに好きだし、尊敬しているし、こわいとも思う。 なにがどう好きか、などと語ってしまうと、なんとなく、きらわれてしまいそうでできない。 「好きな部分」というのは、言われて嬉しいとも限らない、と、思っている。 (同じことを言うのでも、言う人にもよるのは勿論、である) だから、黙って、背中を見ていたいと思う。

お顔はわからないけれど、それでもなんだか岡島さんで、この写真も好き。

人を撮るのはまだまだ慣れないし、どうしたってわたしはポートレイト向きではない。 撮りたいのは「作品」というより、わたしから見える距離と、そのひとを思い浮かべた時にまず思い浮かぶ姿や、セットになって思い浮かぶような事柄。 それらを、思い浮かんだままにするのではなく、実際に撮る。 ただの立ち姿でいいひともいれば、パーツアップを撮りたいひとも、特定の条件をお願いするひともいる。 30年強生きて、おおきく(もしくは小さくとも深く)自分に影響のあったひと、それも、今日なお、関わっているひと、というのは思いの外少ない。 少しずつ2015年から撮らせていただいていて、出国までに、既に撮りたいと思った人は撮らせていただく予定だったけれど、帰国後まで持ち越し。 そんなことをしばらくやってるのだけど、出国前の最後は、岡島さんでした。

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