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エンジンをかける。


雑記が続きます。 先日、エンジンをかけないと、と言って、数日。 もうひとつ、年内の個展をすることを決めてきました。 11月の末に、いつもお世話になっているライムライトで。 3度目の2部屋に挑戦です。

そんなに個展してどうするんだろうな、と、頭のどこかで思ったり、したところで、みたいと思ってくださる方はどれほどいるんだろうか、と思ったりもしなくはないのですが、何より自分が(自分自身が何を作るのか)みたくて個展をしてるので、「アイツ次なにやるんだろ」って思ってみてくださってる方がいたら、わたしもそんな気持ちでいて、それを見たいが故に作ってるので、どうか、一緒に次を待ってくださると嬉しいです。

昨日、やるって決めてきて、なんとなく、眠りにつく前、しあわせでした。 頭痛がひどくてつらかったんですけど、「あぁ、なにしよ。」って。 いくつか、お見せしたい写真の塊があるんですけど、「どれをやってもいいんだな〜」とか、「あれとかこれとかあるけど、それらも全部無視して新しく撮ったって、いいんだな〜」とか思って、なんか嬉しかった。 人生、あと、何回個展できるかな。

今年、展示ができない環境に身を置いてはじめて展示がしたくなったんですが、はじめての個展のとき、1回目が精一杯で、次のことなんか一切考えていなかったけれど、次でもう、4度目になる個展。 人生あと、何回? 何回でも、やりたいだけ(そのための努力をすれば)できるのでしょうけれど、それでも、あと何回かなぁ、って思うと、もうなんか、切なくなってしまう。 年齢的な事を、いやでも考えなければならない時に、悔し涙が出そうになっても、泣いたって仕方ないことは百も承知で。 いつもはAかBか?という選択肢で迷ったら、AもBも、だ、と、思うことにしているんですが。 けれど、みんなに平等なはずの24時間は24時間で、1回な人生は1回で。 泣いてる暇はない。 自分がこれまで見上げてきたひとたち。 やればやるほど、知るほど、自分との差が、気付いていたよりもあるばっかりで、追いつくことなんてないなぁと思うばかり。 それが嬉しくてかなしくて、いつまでだって上を見て、遠くのほうのうつくしいものに勇気付けられる。 色々なものとの距離をみて、わたしもひとりなんだ、と、確認して、よぉし、と、歩き始めれるようなそんな。 どこまでもひとりに。 誰かとの境界があるからこそ、いきていける。 それがいちばん、孤独ではないこと。と、思ってる。

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