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誰もついてこられない場所に行きたいと、いつだって思っている。 どんな理由であれ、引きとめるひとはみんな敵だと思って相違ない。 言葉での説明を求められても困る。 だってわたしはもう、行きたいのだから。 説明を求められ、それに要する時間すら、足止めだと感じる。 ...


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自分が無(に限りなく近く)になって撮っている写真が多いからだろうか。 自分の写真フォルダを眺めていると、それを無意識に「読もう」として、読めるはずのないものを読もうとしてしまうからなのか、よくわからない不安が押し寄せるし、集中すればなおのこと胸が圧迫されたように実際に気...


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時の流れが急に加速したような9月。 倍速で終わっていく。 きっと少しばかり仕事に慣れたからできた余裕なのだと思う。 それはいいことでもあるけど。 頭に思い浮かんだ大事なことをメモしそびれる。 絶対こんな大きなこと、忘れやしないさとたかをくくったことを、す...


長い春。
日本では春と秋がどんどん短くなっている感じだから、長い春(時々冬に戻りつつ)が不思議な感じ。 桜が思ったよりあちこち植わっているのだけど、こちらの桜は一斉に咲かない。 種類にもよるのだろうし、植えられている場所の日当たりにもよるのだと思う。 ...


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最近、何があったんだっけ。 この2週間くらい、記憶が薄い気がする。 日記を見返せばそれなりにふつうの毎日だった。 寧ろ、一時期よりも、少しは色々マシだった。 自分が今、割とすり減っている、という実感が強く出てて、実際に辛いというよりか、その実感が辛かったよう...


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最近、写真についてどうしたって考えることばかりで(もともとそうだけれど、実践がないという意味で)撮る、見る、を繰り返しながら、写真に与えてもらった自由と、写真によって奪われた自由と、そのイメージは鎖で楽園に繋がれた感じだなぁ、と、思う。...


二十代後半の頃
多分、27、28歳頃が、人生の無双モードだったと思う。 二十代後半。仕事に慣れ、ある程度無理がまだきく身体。 好きなことをする時間とお金がこれまでになく、安定してきた頃。 けっこうなんでもできるし、おとなになって出来ることが、ものすごく楽しい。 自由だった。 ...


冬、ふたたび。
ふたたび冬の気配が強めな最近。 こちらは秋から冬が雨の多いシーズンなようで、連日1日に何回かの通り雨がきます。 日中のお天気な日の日差しは春というか初夏ばりにあったかいのだけど、風はまだツンとします。 今年は厄年。 ...


「誰か。」
「誰か、」というのが好きではない。 「誰か」など居て、居ない。 わたしから見て、見える誰かは「あなた」 わたしのしらない「誰か」しか、「誰か」ではない。 ヒトの存在を求める時、「誰」でもいい、って、だいたい、いつも思えない。 #2017 #RX100 #雑記


春。
日中にはじりじりと日焼けを気にしてしまうような太陽。 空気は少し冷たくても、確実に春の気配のメルボルン。 たまに、桜を見かける。 少しずつ、生活がまたリズムを持ってきた。 朝、起きて、夜眠る。 一時期うまく眠れない日々が続いて全ての歯車が悪い方に噛み合っ...